~医療機関における~人事評価制度
目的(必要性)
組織が人事評価を行う“目的”は、主に2つあります。
- 待遇(賃金・賞与、昇進・昇格など)を決定するためのバックデータとして
- 個々人の課題を整理して、育成(教育)に役立てるため
ところが、実際の現場では、2.についてほとんど考慮されていないどころか、1.についてすら充分に活かしきれていない組織が非常に多く見受けられます。
それは何故でしょう?
医療機関では、職種の専門性が強い為、共通の評価基準を構築しづらいことが大きな障害となっています。また、大所帯の部署がある傍らで1人部署もあるなど、組織構成にバラツキがあり、このことも評価制度運用の複雑さを生む原因の一つとなっています。
その結果、職種の多様性を制度にうまく組み込めず、運用面のみを考えた情意評価(執務基準、マナー等)や目標管理型の仕組みを構築してしまい、前述のように当初の目的を達成できない、謂わば『形骸化したシステム』となってしまうのです。
エスアンドエスネットワークが提供する『病院人事評価制度』
ご支援の“6つの特徴”
- 職種毎に評価基準を作成致しますので、全スタッフの“自分の仕事”を適切に評価することができます。
- “チェックリスト方式”の基準を作成致しますので、「何をすれば良いのか」「どこまで実施すればできたことになるのか」という“判断基準の曖昧さを排除”できます。
(※ご希望に応じて、チェックリスト方式以外の基準で仕組みを構築することも可能です。) - 考課者(評価を行う人)の評価にかかる手間や時間を大きく削減できます。
- 評価結果の比較が行い易く、対象者の部署全体におけるポジションが明確化されます。
- 評価結果の本人へのフィードバックが楽に実施できるとともに、個々人に対する動機付けや教育のテーマを絞り込むことができます。
- 基準が明確なので職員にオープンにすることができ、結果として「何をどこまで目指せば良いのか」が職員にも理解されるため、組織として向かって欲しい方向へ導くことができます。
- ■ 評価制度構築の支援内容 (コンサルティング型)
- 各病院に伺い、その病院の現状をヒヤリングしながら、適した評価基準を作成致します
基準及び評価方法は自由に選択可(チェックリスト方式、5段階・執務基準方式、目標管理型など)
評価(考課)者への教育も実施