ISO14001 (環境マネジメントシステム)
企業の存在意義として「社会への貢献」があり、企業は「地球環境へ配慮する責任」があります。それによって社会からも企業存続を求められます。また、社員も誇りを持ち、モラルアップにも繋がります。環境マネジメントシステムを構築することで、環境に対して継続的に改善される仕組みができ、誰が環境に対して何をするのか役割が明確になり、環境保全活動が推進されます。
取得メリット
- 顧客ニーズへの対応
- 大手企業や消費者は環境への関心が高く、取引上の優位性を築くことができます。
- 競争企業との差別化
- ISO14001を取得することで、競争企業より一歩先んじることができます。
- 企業のイメージアップ
- 企業のイメージが向上し、セールストークとなり得ます。
- コストダウン
- 資源・エネルギーの消費を減らし、廃棄物の削減やリサイクルをすることで、コストダウンに結びつきます。
ISO14001の取得の流れ
- 1.ISO推進体制づくり
- プロジェクトメンバーの選任を行います。。プロジェクトメンバーはISO取得後の運営まで視野に入れた決定を行います。
- 2.導入計画・スケジュールを立てる
- ISO14001の導入スケジュールを立てて、会社の年度スケジュールに組み込み、周知徹底することが必要です。導入スケジュールは大きく2つに分けられ、前半の「環境マネジメントシステムの構築」と、後半の「環境マネジメントシステムの定着化」に分けられます。
- 3.環境マネジメントプログラムの作成
- 環境目的・環境目標を設定し、それを実現するための計画である「環境マネジメントプログラム」を作成します。
- 4.環境マネジメントシステムの文書作成
- 環境マネジメントシステムに必要な文書には「環境マニュアル」、それに付随する「規定」及び「様式(記録をつけるもの)」があります。
- 5.環境マネジメントシステムの仮運用
- 環境マネジメントシステムについての勉強会を全社員に対して開催し、運用をスタートします。
- 6.審査
- 審査には、専門の審査員が派遣され、「文書審査」と「本審査」の2段階で実施されます。文書審査では、環境マネジメントシステムの文書についてISO14001で要求されていることが満たされているか否か、又、本審査では、環境マネジメントシステムで決められたことがきちんと実施されているか否かを審査します。この審査に合格するとISO14001の「認定取得会社」となります。
環境ISOコンサルティングの特徴
- シンプルで効果的なISOシステムを構築します。
- 昨今は10~50人規模の企業体でISOの取得に取り組む企業が増えています。私達は規格の意図を知り尽くした上で、顧客企業様に最適かつ無理のないISOシステムをご提供致します。
- オーダーメイドのISOシステムを構築します。
- ISOシステムの中心となる「環境マニュアル」及び「各手順書」は、コンサルタントが顧客企業様の規模や業種の特性に適し、かつ、既存の仕組みを充分に活かしたオーダーメイドのISOシステムをご提供致します。
- 低予算で取得が可能。
- 私達は、顧客企業様のISOに対するご要望・レベル・ご予算を含め、ISO導入に際し投入できる資源の条件を勘案し、最適な方法を顧客企業様と共に考えていきます。
全体のフレーム
目標達成活動のメインフレームと「法規制及び企業が同意した要求事項の遵守」と「緊急事態への準備及び対応」の2つのサブフレームの全体像は次のようになる。